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  • 2010.03.06 Saturday 00:28
  • 貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する
  • by nkfj
JUGEMテーマ:読書

久々に橘玲氏の本を読んだ。基本的には「黄金の羽根の拾い方」のアップデート版と言ったところ。今回は橘節があまり効いていないように感じたことと、タイトルと内容が一致していない気がすることも含めて、ちょっとインパクトは感じない本だった。しかしながら、この人もまたリバタリアンであり、導入部での格差社会の現状認識や、あとがきでの主張は池田氏が言っていることと通じる部分がある。
特に面白かったのは、奇しくも「希望を捨てる勇気」同様に「『丸山眞男』をひっぱたきたい」を引用していたことだ。また、日本が格差社会になったという状況を「少しずつ縮んで行く映画館」の比喩で説明しているのも面白い(この映画館は「終身雇用劇場」の看板を掲げ、上映されているのは「年功序列とともに」という長尺の映画。しかし、大抵の場合映画はものすごくつまらなくて、観客の目的は映画を楽しむことではなく、映画館の中にとどまること。中は超満員で外には入場を待つ人が列をなしているが、いつまで経っても中に入れない。それどころか、映画館は少しずつ縮んでいて、出口付近でしがみついていた人が次々と外に押し出されて行く。などなど)。

また「あとがき」も読むとなかなか考えさせられる。「近代社会は『自由』に至高の価値を見出すことによって成立した。だが私たちは、じつは心の底で自由を憎んでいる。社畜礼賛の風潮を見れば明らかなように、ひとはもともと自由になど生きたくないのである。」とはなかなか本質を突いている気がする。そして本書のむすびで述べられていることもどうやら正しそうだ。「私はずっと、自由とは自らの手でつかみとるものだと考えていた。だがようやく、それが間違っていてことに気がついた。自由は、望んでもいないあなたのところに扉を押し破って強引にやってきて、外の世界へと連れ去るのである。」

それと本論とは関係ない(著者自身も別の機会に書いてみたいと言っている)ことだが、「まえがき」で述べられている「『自己啓発』という戦略にいまひとつ納得できない」は踊らされカモにされていることに気がつかないカツマーを彷彿とさせる。ここも著者に同意。



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2010/05/26 11:07 PM
貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する作者: 橘 玲出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/06/04メディア: 単行本 会社員が自らを法人化するだけで、税金が安くなり、借金もしやすくなる。 私は本書を”投資・マネー”のカテゴリに入れたが、本
 
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