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  • 2009.07.09 Thursday 00:15
  • 2009/7/5 佐野元春&THE COYOTE BAND@横浜BLITZ
  • by nkfj
JUGEMテーマ:音楽

4月のPaul Weller公演に味をしめたというわけではないが、またライヴハウスに行って来た。と言っても、今回は思いつきでふらりと行ったわけではない。佐野元春は大学生のころからファンで、一時期はかなり入れ込んでいた。しかし、最近ここ数年は不熱心なファンだった。4年前か5年前のTHE SUN TOURまではライヴはほぼ毎回行っていたのだが、そのときのヴォーカルの弱々しさに失望して、それ以来あまり行く気にはなっていなかった(佐野氏のような詞で勝負するアーティストはなおさらヴォーカルの説得力がないとリアリティがない、というのが持論である)。しかし、今回は昔ライヴでしこたまアンケート書いたりした名残なのか、横浜公演の先行予約DMが来て、思わず申し込んでしまったと言うわけだ。しかも、その動機は今回のTHE COYOTE BANDのギターの深沼元昭がお目当てであり、今回のような変則バンドでなかったら行こうとは思わなかったかもしれない。プレイグスにも一時期かなり入れ込んでいたからだ。そんなこともあり、今回はアルバム"COYOTE"以外の曲もこのバンドでどれくらいやるのか、という興味もあった。
佐野元春@横浜BLITZ
(以降ネタばれあり。これから行く人は注意)
しかしながら、佐野元春が変則的なメンバーと組んでレコーディングしたアルバム"COYOTE"は実はもう2年前のリリースである。そのアルバムを一応初回限定版で買ったあと、ずっと聴かないまま放置していて、今回いつか聴こうと思いきや、当日引っ越し段ボールから発掘してやっと聴いたと言う自分はかなり不熱心なファンになってしまった。アルバムを発売してすぐにツアーをやらずに2年もかかったのが、自分にとってはちょうど良かったのかよくわからないが、とにかく当日家のiMacで一度聴いて、会場に行きがけのiPhoneで二度目を聴いただけでライヴに臨むことになってしまった。演奏はひと世代若いバンドなので、全体的に荒削りだが、なかなか良いアルバムだと思った。

さて、会場に着くと、まずファンクラブでチケットを買った人とホームページ経由で買ったと言う人たちが優先的に案内されていた。今回、自分のチケットには36番と書いてあったのでてっきり早めに入れるかと思い、めずらしく開場時間に行ったのだが、結局前に440人くらいが先に入場した。それでも右やや後方の一段高い場所の前のほうに陣取ることができ、全体が見渡せるポジションを得た。

18時定刻を少し回ってライヴスタート。何となく想定していた通り「星の下 路の上」から始まった。最初の印象では前のツアーで失望したヴォーカルはよく出ているように感じた。ライオンのたてがみのように伸びた髪はかなり白髪が交じったグレーだった。10年余り前に比較的若いファンだった自分も同様に年を取っているわけで、時の経過を感じる。深沼さんのギターは相変わらずかっこいい。この人のギターは音が好きなだけでなく、なんとなく弾いている姿のたたずまいにも惹かれるものがあるのだ。

冒頭の3曲は軽快なナンバーが続く。そのあと軽くMCがあり、"COYOTE"リリース前に出していたEPについて説明をするが、しばらくファンをお休みしていた自分はなんだかよくわからずに、その後にやった2曲も知らない曲だった。まあ、たぶんEP収録の曲なのだろう、と思って聴いていた。

その後、静かな曲が2曲続いたあと、「ラジオ・デイズ」の前に、昔「悲しきレイディオ」を書いたことなどの話があった。個人的にはあまりラジオ世代ではないので、この曲にはそれほど思い入れはないが、オールドファンにはたまらない曲なのだろう。何か懐かしいようなどこかで聴いたことのあるような洋楽っぽい曲だ。

「Us」はアルバムで聴いたよりも印象が良かった。「夜空の果てまで」はアルバムで聴いてちょっと気に入った曲。この曲をやる前に、ここまで実はみなさんお気づきの通りアルバムの曲順通りにやっている、というようなことを言っていたと思う。自分は当日初めて聴いたばかりだったので気づかなかったのだが。

 「壊れた振り子」では深沼さんのかっこいいギターソロ。「世界は誰の為に」で盛り上がり、波の音のSEとともに「コヨーテ、海へ」が始まった。この曲のサビでの「Show real」という叫びでは、余計な心配をするファンとしては声が裏返らないかとハラハラしてしまったが、無事歌い上げた。なかなか良かったな、と思った。

次の1曲でアルバム最後の曲なので、そのまま想定通り本編は終了。アルバムの曲を一通りやるということでは、アルバム"The Barn"のときの「アルマジロ日和」を思い出してしまった(軽く数年前かと思っていたらもう12年前か!)。あの時も場所は違えど同じBLITZだったし。

さて、実はお楽しみはここからで、果たしてこのバンドで過去の曲は何をやるのだろうか。1曲はイントロを流しながらメンバー紹介をしていたが、コード進行で何の曲かはだいたいわかってしまった。「オールドナンバー」というようなことを言っていたので、もしかしたらもっと古い曲かもしれない、と思ったが、「僕は大人になった」も今となってはすでにだいぶ古い曲だ。この曲はいつだったか忘れたが、The Hobo King BandのときのKYONや佐橋さんのソロ回しが印象深く思い出されるので、この日もソロパートでもやるかな?と思ったが普通に終わった。でも比較的単純な構成の曲とあって、演奏もしやすくノリも出しやすいのだろう。純粋に楽しかった。

2曲目はアップテンポで印象的なイントロを深沼さんのギターが奏でて始まった。そう「ヤングブラッズ」でこれは素直に盛り上がった。この曲ももう25年近く前の曲か?オリジナルのイントロは確かシンセか何かでギターではなかったはず。ちょっと新鮮に聞こえたし、曲自体今聴いても色あせてないな、と思った。そしてこのスタンダードナンバーで盛り上がる会場の有様を見て、先日も見たPaul Wellerが最近のライヴでアンコールで盛り上がる”Shout to the Top”をやる光景によく似ていると思った。曲自体ちょっと似ているとか何とか言われたりもしていたが。会場はヒートアップして来て、テンポもどんどんかかり気味になっていて異様な雰囲気になっていた。続いての「ダウンタウンボーイ」も同様で、かなりアップテンポで入って行った。なんだかとても懐かしかった。

アンコールは一回だけかな?と思っていたら、二度目の登場。会場に古い友人がいる、と話して紹介したのは二階席にいた古田たかし氏。佐野さんは「どうしてそんなところにいるの?」とおとぼけを見せていたが、The Heartland以来の付き合いである彼はこのステージをいろいろな感慨を持って見つめていたに違いない。

アンコール二回目の1曲目のイントロはスローに弾き始めたので何の曲かわからなかったが、ワンコーラス歌ったあとは普通の演奏で「約束の橋」が始まった。この曲もドラマに使われたのがいつだったか調べてみると何ともう17年前か!ドラマは見ていなかったが、実はファンになって行ったのはこの曲(92年の再録バージョン)が収録されたベスト盤がきっかけだったので、個人的にはいろいろ思い出して感慨深い。そして最後はもはや定番と化しているのか、デビュー曲「アンジェリーナ」。この比較的若いメンバーでやると、とても若々しい気もした。

公演時間はちょうど2時間くらい。アンコールを思った以上にやったので、その分想定よりも長かった。本編で最近の曲をやってアンコールでオールドナンバーで盛り上がる、というパターンは、くどいようだがアンコールでThe Style CouncilやThe Jamの曲をてらいもなく演奏して盛り上がる最近のPaul Wellerに似ているなぁ。ある意味綺麗な流れというか正しい盛り上がり方のような気もする。

そんなライヴを見てこんなことを思うようになったのは、自分も歳を取りファンとして過ごした年月が長くなって来た証拠なのだろうか。今でこそ「約束の橋」からのファンと言うのは古いのかもしれないが、当時はまだ若くて新しいほうのファンで、メインのファンはすでに30代に差し掛かっている人たちが多かった。「Someday」以前からのファンの人たちで、ライヴに行くごとに彼らがオールドナンバーで盛り上がるのを、ある意味クールに眺めていた自分だが、今回は純粋に懐かしい気持ちになり青春を思い出してしまった。前回参加した「The Sun」のツアーのときは30歳頃だったと思うが、それでもまだそんな気持ちにはなっていなかった。さらに歳を取り、経験を重ね、自分も「あちら側」に行ってしまったなぁ、というそんな感慨があるのを今回発見してしまった。

もちろん、批評家的に見るへそ曲がりのファンであることには今後も変わりはないだろうけど、この日のヴォーカルの出来を含めて今後また佐野さんのライヴには行ってみてもいいかな、と思えた。でも、しばらくはThe Hobo King Bandでなくて、彼らといろいろな曲にチャレンジしてみるのを見てみたい気もするが、なかなかそれも実現するのは難しいのだろうな、とも思う。

ちなみにバンドはひいき目に見て深沼さんが一番目立っていたかな。高桑さんのベースはGreat3での演奏ほど目立ってない気がしたが、ひょうきんなキャラは相変わらずだった。ドラムはどちらかと言うとあまり好みではないかな、と言う感じがした。サポートのキーボードの人とパーカッションの人は知らない人だったが、最近まったく邦楽をフォローしてないからなぁ。

とにかくライブハウスと言うロケーション、若いバンド(と言っても中堅どころだが)の演奏など含めていいライヴであったと思う。

Setlist
1.星の下 路の上
2.荒地の何処かで
3.君が気高い孤独なら
4.ヒナギク月に照らされて
5.裸の瞳
6.折れた翼
7.呼吸
8.ラジオ・デイズ
9.Us
10.夜空の果てまで
11.壊れた振り子
12.世界は誰の為に
13.コヨーテ、海へ
14.黄金色の天使
ENCORE 1
15.ぼくは大人になった
16.ヤングブラッズ
17.ダウンタウンボーイ
ENCORE 2
18.約束の橋
19.アンジェリーナ

THE COYOTE BAND Personnel
佐野元春(vo)
深沼元昭(G)
高桑圭(B)
小松シゲル(Dr)
渡辺シュンスケ(Key)
大井’スパム’洋輔(Per)

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