JUGEMテーマ:読書
上巻の続き。著者のあとがきもあわせて読み終わったところで、物語のスケールが壮大なテーマであり、北京オリンピック開幕の直前にリリースを狙った非常に意欲的な作品であると言うことがよくわかった。物語の終盤はまさかの事態がまさに起こってしまい、ハラハラしながら読むのを加速して行った感じだ。ただ、純粋なエンターテイメントとしての側面がこの小説にあるとすれば、個人的には余韻を残すような終わり方は一般的に好みではないので、読後感に不満が残る。この辺りは好き嫌いの問題かもしれない。
それでも「希望」という言葉をキーワードに、異なる文化的背景を持った二人の男が互いを理解し合うプロセスはなかなか読み応えがあった。著者は中国にも原発にも特に詳しくないそうだが、その辺りの描写は結構苦労したのではないだろうか。それでも世界最大の原発という壮大な舞台を借りた人間ドラマに込められた著者のメッセージを託すと言う目論見は充分遂げられていると思う。
さすがに後半は全体がやや荒唐無稽な展開になるので、どこまでが本当に今の中国であり得る話なのかと言うのはよくわからなくなってくるのだが、「法治国家」ではなく「人治国家」であるのが中国なのだ、ということはよく描かれている。また、北京オリンピックでは本書のようなイベントは実際にはなかったわけだが、花火映像のねつ造や口パクで歌う少女などの問題があったことを思い出す。国家の威信のためにはねつ造も厭わない中国の体質がさらけ出された、と言う点ではこの小説が示唆していることは興味深い。
さすがに後半は全体がやや荒唐無稽な展開になるので、どこまでが本当に今の中国であり得る話なのかと言うのはよくわからなくなってくるのだが、「法治国家」ではなく「人治国家」であるのが中国なのだ、ということはよく描かれている。また、北京オリンピックでは本書のようなイベントは実際にはなかったわけだが、花火映像のねつ造や口パクで歌う少女などの問題があったことを思い出す。国家の威信のためにはねつ造も厭わない中国の体質がさらけ出された、と言う点ではこの小説が示唆していることは興味深い。
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勝手に オリンピック 面白い! / Digital Life Everyday :デジタルライフ・エブリデイ
2008/12/01 1:37 AM
2008年11月30日 16時です。おかだだれだです。今年はオリンピックあったねー。オンリーピックってのもあったねー。どちらもいまいち。おかだは ↓ の方が面白いとおもいます。===================デジタルライフ・エブリディShopはこちら!===

