• 2011.12.31 Saturday
  • スポンサーサイト
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • - | -

  • 2008.02.23 Saturday 15:12
  • お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
  • by nkfj
JUGEMテーマ:読書

三児の母でありながら精力的な活動をしているビジネスウーマンであり、最近世間の注目を集めている「ムギさん」こと勝間氏の話題の新書。この著者は最近ものすごい勢いで出版しているなぁ、と思って、このベストセラーをまずチェックしてみた。
結論からすると、なんか中途半端な本だなぁ、という印象が否めなかった。もちろん、素人にもわかりやすい言葉で「金融リテラシー」なるものを説明しようとしている姿勢は好感できるし、素直にその才能は素晴らしいとは思うのだ。しかし、これを素人が鵜呑みにして「実践に」移してしまうと、なんとなくどうなるかは結論が見えているような気がする。サブタイトルに「金融リテラシーの基本と実践」となっているところが、なんか危ない。なぜ「基本」で留めておいてはいけないのか。

先日読んだ「金持ちの床屋さん」もそうなのだが、なぜ無条件に投資信託が素晴らしい選択のように薦めるのか?そのあたりが実は理解できない。そういえば、この本は内容が「金持ちの床屋さん」に似ている気がする。もちろん、ストーリー仕立てではないし、別にパクったというわけではなく、読者のターゲッティングとその説く内容が近いという意味だ。「投資信託はプロが運用するから任せておけば良い」という極めて危険な論調も同じ。

もっと言うと、この本の言っている「金融リテラシー」はこんな生易しい世界ではないはずだ。あくまでこの本の言う「金融リテラシー」はそのほんの「入り口の入り口」であることを認識すべきだ。それで少しでも興味をもったなら、他にも入門書は数多いので、もっと読んで勉強しなければならない。その点、P.189に載っているような良書を紹介しているのは良心的に感じる(ただ、この本を読んだ人のうちの何%がこれらの本を読むという次のステップに進むのだろうか、興味はある)。また、本書でも繰り返し注意を促している「タダ飯はない」という主張には素直に共感できる。

たぶん、本書が出たころに3章のように実践を始めた人は、今ごろは「こんな本のようにはうまくはステップが進まないものだ」と思っているだろう。「半年くらいでリターンが安定してきたら、、、」のようなことが書かれているが、大半の人がサブプライムの影響でこの本の通りには実践できなくなることだろう。そこでどうするかは結局は自分次第。

結局、中身を理解しないで投資信託を積み立てて、90年代のアメリカの401kの運用のように結果オーライだったとしても、それは「ギャンブル」の結果であることは変わりがないわけだ。そういうことは肝に銘じておかなければならないし、この本ではそこまでは面倒を見てくれているわけではない。

  • 2011.12.31 Saturday 15:12
  • スポンサーサイト
  • by スポンサードリンク
  • - | -

Comment:
Add a comment:









Trackback:
http://strangedesign.jugem.jp/trackback/321
 
SEARCH by Google
SEARCH
CALENDAR
SMTWTFS
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
CATEGORY
COMMENT
TRACKBACK
PROFILE
Twitter
COUNT UP
COUNT UP
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
無料ブログ作成サービス JUGEM

(C) 2019 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.